ブログ 一覧へ戻る脱穀をしました!2024-11-20注目オススメNEW 脱穀を行いました! 例年園庭で行っていた脱穀ですが、今日は雨天だった為ホールで行いました。本部から関田さんが来てくださり、脱穀のやり方や千歯こきの使い方を教えていただきました。今から何が始まるのだろうかとわくわくした表情で関田さんのお話を聞くことができました。千歯こきです! 日本の古式の脱穀用農具「千歯こき」です。 江戸時代に作られた物で木の台の上から鉄製の櫛状の歯が突き出した形をしています。歯の部分に稲を食い込ませ、引っ張ります。足で抑えたり、引っ張った勢いで前に倒れないように保育士が手を添えながら安全に配慮しながら行いました。技術が進んでいる現代ではコンダクターを使い、稲刈りと脱穀を一度に行えるようですが、鎌や千歯こきをつかい昔はどのようにお米を収穫しているのか体験する機会をつくっています。 3、4、5歳児や保育士が順番で皆で脱穀をしました。 粒がとれる様子をじっと見ながら真剣な表情で引っ張るお子様達です。粒がとれていく感覚が稲から伝わってくると「ぷちぷちってした」と目を輝かせて教えてくれました。また、見ているお子様達は脱穀をしているお友達や保育士を「頑張れ!」と応援したり、稲から粒がとれると「おー!」と拍手をしたりしながら大喜び♪保育参加に参加してくださっていた保護者の方や実習生さんも参加し、皆で脱穀体験をすることで園全体が一つになり楽しい時間を過ごせました♪ とれたての粒を皆で触りました! 「小さい」と一粒一粒をじっとみたり、たくさんの粒の中に手を入れて「気持ちいい」と初めての感触に喜んだりとさまざまな姿が見られました!側に落ちている粒を一粒ずつ進んで拾っている姿も見られ、普段何気なく食べているお米の大切さを学ぶことができた貴重な時間でした。12月4日はもみすりと精米をしたお米で「おにぎりパーティー」をする予定です。田植え、栽培、収穫と一年を通して大切に育ててきたお米を皆で感謝と喜びを感じながらいただけることを今から楽しみにしているお子様達です。